私は今東北に住んでいるので、関西にいたころに比べると、雪山が近くてすごく嬉しいんですね。そして、冬山の魅力は
ということす。そんな山を登ることで得られる魅力を紹介します。
冬登山に必要な最低限の持ち物を紹介
冬山。なんといっても気温は低いですし、滑ります。その為道具はたくさん必要なんですが、持っていると生活で便利な道具もたくさんありますので、今回は専門的なものでなく、便利に使用できるものを紹介します。
ウェア編
アンダーウェア
アンダーウェアは、アウター以上に重要です。かいた汗を処理するのは肌に触れているウェアですし、そのウェアが濡れていると体温を奪います。何より温かい。冬で使用する普段の防寒着にウールをお勧めします。その理由は下記でご説明していますので、是非ご覧ください。
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化繊ウェア
保温着となるのがこの繊維です。中綿なのですが、最近のアウトドアの技術によって非常に軽く、水・湿気に強い素材へと進化しています。その為、気軽に洗濯できるなど、普段の生活において便利です。ダウンとの違いは、こちらのページをご覧ください。
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ダウンウェア
ダウンウェアは主に防寒着として使用します。小さく収納出来て、使用時には最大の保温力を得ることが出来ます。そんなダウンについて、下記ページで詳しく解説しています。
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サングラス
雪山は想像以上に眩しいです。そして、潜む紫外線。これが大敵なんです。紫外線は眼の角膜を傷つけます。その量、なんと夏の海で浴びる量の3倍と言われています!なんと。。
眼、肌の保護にサングラスは重要なんです。そして登山で使用するサングラスって、真ん中で半分に折れるんです。収納性、携帯性には優れたアイテムです。持って行きましょう。
ギア編
ステンレス魔法瓶
気温が低いので、暖かい飲み物を飲むことは必須です。(でも実際は登山後は暑いので、常温の水も欲しいです。普段には、冷たい水、冬は温かい飲み物、マイボトルとして活用できます。
下記ページで魔法瓶にフォーカスして、性能、取り扱いについて紹介していますので、よろしければご覧ください。
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バーナー、湯沸かし
普段の生活で使用することは少ないのですが、小さい器具でお湯を沸かせるのは大変便利です。
バーナーについては下記で詳しく説明しています。
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安達太良の紹介、登山編
[aside]安達太良山
標高:1699.9m(三角点)
日本百名山[/aside]
安達太良山は福島県にある山で、市内からのアクセスが非常に良いです。
登山口:Google MAP で あだたらスキー場と検索すれば、登山口及びスキー場へアクセス可能。
スキー場へのアクセス線の為、除雪作業が行われ、そして、大きな駐車場と温泉(奥岳の湯)があります。ここの温泉の露天風呂が、冬の景色を見ながらでいいんです!
[aside]奥岳の湯
料金:大人600円 子供300 円(リフト券での割引一部あり ※回数券は適応外)
営業時間:10:00〜17:00(最終受付16:30)[/aside]
登山終わりには温泉に入って帰りましょう!
この日の登山口は非常に快晴で、山頂までよく見えます。
実は安達太良山は風が強いことでも有名な場所で、何回かアタックして快晴の日に出会えました。出発前には山の天気を確認するといいです。
行楽地の天気に登山に関する天気予報の掲載があります。A B Cと別れていて、指数がAの日は登山日和です。この日もAでした。(ちなみに、Cは訓練レベルです。笑
出典:てんきとくらす
前日気温が高かったこともあり、雪は少し重い状態でした。この状態だと足があまり埋もれないので歩きやすく、冬靴のみで歩けます。ちなみに、雪が多いと、足が全て埋まり、歩行不可能となります。笑
こうなると、別にスノーシュー、わかんなどの雪上歩きを可能にする道具が必要です。
安達太良山を目指す前に、途中のくろがね小屋で休憩しましょう
駐車場から休憩なしだと、片道約2時間半です。でも一気に登るのは大変です。コース途中に小屋がありますので、温かい小屋で休憩するのが良いです。
[aside]休憩料金
くろがね小屋 休憩料210円 日帰り温泉410円[/aside]
くろがね小屋と背景の雪山、そして青空が壮大で美しいです。
くろがね小屋を過ぎると風が強いです
小屋過ぎからは風がよく抜けるため、飛ばされないように冬の登山道具は必須です。今回は風が穏やかだったこともあり、ピッケルのみで山頂目指します。
森林限界を超えたあたりから、道迷いに注意
安達太良の山頂付近は、視界不良になるとどこにでもいける緩やかな斜面です。そのため、晴れていれば山頂を目指せば良いですが、ガスが多いと、コンパス、地図は必須です。
特に雪山は歩いた跡が1時間で消えることもよくあり、不安に感じれば引き返す勇気も大切です。
山頂へは2つのルートがありますが、ショートカットがオススメです
くろがね小屋から山頂までのちょうど中腹、峰の辻という場所から道が分かれます。冬山は体力の消耗が激しいため、最短でいくのが体力、時間を考えてオススメです。特に冬山は日が暮れるのがとてつもなく早いです。
山頂からの眺めは格別!素早くお昼を食べて下山しましょう
無事に山頂へ到着しました。ほぼ無風、雪面の照り返しもあり、少し暑いぐらいでした。
山頂で食べるカップラーメンとコーヒーほど美味しいものはないです。無音の世界が広がります。
美味しいご飯は、多少の努力あってこそ、その味は2倍にも3倍にも膨れ上がるのが、新鮮な感覚で良いんです。
最後に安達太良山はコース設定を一筆描きできるので、別コースで帰ったのですが、藪あり絶景なしとで見所はありませんでした。オススメはピストンです。
道具があれば、こうした貴重な体験ができる冬山、機会があれば是非体験してみてください。もちろん、道具の用意は必須です。
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