Shimanami cycle touring Day2
前日の宴会がいつ終了したかわからない状態で目覚めた朝は、朝日が差し込む薄暗い雰囲気のある良い朝でした。
2日目は天気良さそうです。この日の目的地は尾道です。天気が良いので、朝の散歩(ランニング)に出かけます。
日が昇って、まだそんなに時間は経ってない様子です。気温も涼しく、走っていても苦しくない。とても心地の良い時間が流れます。宿がある場所は島の縁なので、少し走ると海辺を走れる快走路が続いています。田舎とは違った、また別の環境に思えます。決して便利とは言えないけれども、都会にはない豊かさが広がっています。
大三島から、とある島へ渡ります。
その道中も、海岸らしい景色が広がっています。それにしても、天気が良い。道の良さと相まって本当に気持ちの良いサイクリングとなっています。
盛港に到着しました。ここから船に乗り込んで、目的の島へ向かいます。
船が見えてきました。
車も載せれる小型船舶です。フェリーは約1時間に一本の割合です。混雑するゴールデンウィークでは、朝のうちからその日の乗船ができないほど混雑することもあるそうです。
しまなみを優雅に船上クルーズです。自転車は乗船した港に置いています。
対岸が見えてきました。
対岸からも乗船待ちの長い列が見えます。
乗船してから程なくして、島に到着しました。島には大きなホテルがあるので、ホテルとフェリー港まで無料のシャトルバスが通っています。
歩くこともできる距離なのと、長い時間島に滞在できないので、徒歩で行けるところまで行くことにしました。この島の特徴は、いたるところにいる、あやつの存在です。
いました。
うさぎです。かわいい。笑 ここの島は「大久野島」といいます。昔数匹のうさぎが生息していたのですが、今に至るまでに繁殖に成功し、うさぎがたくさんいます。笑
島を徒歩で回りますが、すぐに目に付くのは島の綺麗さ。そして
野生の勘を忘れたうさぎの数々。笑 この体勢で苦しくないのだろうか、そんな気持ちになります。笑
島は綺麗に整備されていました。
ビジターセンターの一部は昔ながらのレンガ造りも残っています。
南国テイストあふれる島です。歩いていて気持ちがいい。
島は研究の場所として利用されていました。その為毒ガスを製造していた工場の跡地がそのまま残っています。中に入ることは出来ませんが、島のなかに資料館があり、より詳しく見ることが出来ます。時間がないのでパスしました。
島では食べ残しのキャベツがたくさん落ちてるので、うさぎに食べさせてあげたりして楽しみます。
うさぎの習性を発見したり。
毒ガス製造跡地を見学します。
これは落書きなのでしょうか。笑
うさぎも毛繕いするんですね!
ほんわかしてます。笑
島にある発電所跡地にきました。ここはフェリー降りてすぐの場所にあります。
発電所はとても大きな建物で、持ってきたレンズでは全く収まりきらなかったので、部分的に写真を撮ってきました。
謎の表記、MAG2。妙にカッコいい。施設名でしょうか?
広角レンズで納めたい景色がたくさんありましたが、手持ちにないので諦めます。
緑と青。綺麗です。
約1時間の滞在後、フェリーで大三島に戻ってきました。またサイクリングロードに戻ります。
目の前には綺麗な吊り橋があります。目指す方向が分かりやすくていいですね。
写真を撮りつつ走ります。
橋を渡ります。
写真の順番が前後してしまっているかもしれません。サイクリストの聖地がある、道の駅「多々羅しまなみ公園」に到着しました。ここで昼食とします。
ここの道の駅は大きく、ミカンもたくさん売っていました。種類で言うと30種類以上あります。掲示板があり、季節に応じて食べ頃などが書いてあり、選びやすいです。私は「ミホコール」という掲示が無いものを購入しました。笑
実際食べてみたら、これが美味しい!酸味と甘味のバランスがよくて、僕は酸味あるみかんが大好きです。他の人が買ったみかんの中で比べても美味しかったので、こういう選び方もありだなと思えました。笑
道の駅出発後は尾道へ。
走っている道中、山の上にポツリとある神社が気になったので寄ってみることにしました。ちなみに、道中は勾配のきつい自転車で寄りやすいとは決して言えない坂でした。久しぶりに自転車に乗った脚力では、厳しい坂でした。
駐車場について、靴を履き替えます。写真のように崖にはみ出す形で展望所があります。
八栗寺がある「白滝山」です。
すごく景色のよい場所に鐘があります。
春は桜、秋は紅葉、そして夕日が綺麗とのことです。この景色なら納得です。
しまなみの島の数々を上から見下ろせる貴重なビューポイントです。肉眼では確認が難しかったのですが、よくみると波の影響を受けにくい場所に民家がありますね。
サンセットの時に写真撮りに来たいと思わせる場所でした。
実はお寺に寄ったのは単独でした。全力で漕いで合流を目指します。写真も全くピントがあっていません。笑
合流して、見映えポイントに到着しました。
夕暮れの景色が綺麗なしまなみを走ります。尾道まではあと少し。
最後は渡船で尾道へ向かいます。
利用客は多かったです。入り口と出口が一方通行の船で、運行の間隔が短いです。
尾道に到着しました!たいした距離は走っていませんが、二日間しまなみ街道をゆっくり楽しめたので満足感があり、とてもよかったです。
尾道といえば、U2。宿泊施設もあるので、自転車を持っていない人はここが旅の始まりとして人気です。しまなみの南側に行くのは距離があるので、大変ですね。
倉庫を改装して作られた複合施設で、中にはサイクルショップや飲食施設などがあります。
以上で旅の記録を終えます。サイクリストの聖地と呼ばれる理由を体験したことで、なぜしまなみがよいのかがわかりました。ここはしっかり走る人も、ゆっくり景色を楽しんで走る人とが共存しやすい環境が整えられている、もしくは、しまなみの環境がその流れをつくっているのかもしれません。サイクリストが集まるからこそ、いろいろなお店が出来て、さらによい循環を生む。ここは車で楽しむ他に、自転車でも楽しめるる、そんな日本には珍しい環境が広がっていました。また機会があれば、より計画を練って、ゆっくり楽しめるツーリングにしたいですね。
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