ミシンでものづくりDIYしようと思う時に必要な物や考え方まとめ

キャンプの経験が増えてくると、他人とかぶらない道具が欲しくなったり、自分が使い易い道具を自作したくなることがあると思います。

そこでおすすめしたいのがJUKIのSL-300DXです。

このミシンは職業用ミシンといい、家庭用とは異なるパワーがあり、キャンプ用品のような<strong>生地の厚いものも楽に縫うことが出来ます

ミシン以外の道具について、どれを選べば良いかの判断が難しいところです。この記事では、製作する上での参考の情報を紹介するとともに、いくつかの事例を踏まえて紹介しています。

目次

ミシンはJUKIを進める理由

アウトドアの道具を自作する上で一番大切な道具であるミシンについて、私はJUKIのミシンをお勧めします

なぜJUKIかと言われれば、昔からミシンを教わった時や、仕事場で使っているミシンがJUKIのため、信頼感があります。ただそれだけではあるのですが、壊れたときの部品の供給やテクニカルサポートを受けやすいというメリットもあると思っています。

感情論以外で職業用ミシンを選ぶポイントを紹介していきます。下記にまとめたので、このスペックを備えていれば他の工業用ミシンでも問題ありません。

工業用針を使用出来る

大きなポイントなのですが、厚地を縫うときは家庭用の針では折れやすいため、工業用の針を使うと折れにくいです。

針には取り付ける向きがあり、家庭用の針は向きを間違えないように一部を削っています。その分の強度が落ちている為、工業用の針のほうが折れにくい強さがあります

厚地に対してのの貫通力が強い

家庭用ミシンがデニム生地を8枚貫通して縫うことが出来るのに対し、工業用ミシンは12枚を重ねて縫うことができる強さを持っています。

革も縫える?

革を重ねて縫うのも問題ありません。

アウトドアなら革を使いたいところだと思います。革は一枚の厚さが数ミリと肉厚のため、重ねて縫うとなるとミシンの縫う力が必要となります。そんなとき、職業用ミシンのパワーは問題なく縫えるので適しています。

ミシンで革を縫う際は、革用の針と糸を使うと革に似合う縫い糸の仕上がりとなります。

革を縫うには革専用のミシンも存在します。生地が厚いので、縫いずれが起こり、重ねた生地の終わりが揃わなかったりしますので、簡単な平たいものをつくるのには通常のミシンでも問題ありません。

内部のパーツを金属製にして磨耗に強い構造を採用

家庭用ミシンの内部はプラスチックなどの比較的加工しやすく、材料費の安い素材です。その分、ミシン本体の価格を下げることができるのですが、問題はその材質です。使用すると磨耗し、精度が落ちてきます。一方、職業用ミシンは力のかかる場所には金属のパーツを使用し、制度の低下を最低限にします。

高速で縫うことが出来る

工業用ミシンは家庭用と比べ早く縫うことに優れています。また速く針を動かすメリットは糸の締まりが良く、直線の仕上がりが非常に綺麗になります。

フットコントローラーにある糸切りが便利

たかが5秒、されど5秒。この機能が作業の効率を最大限高めてくれているのです。ペダルのかかとを踏むことで糸が自動で切れます


以上が職業用ミシンを選ぶことで実現できるポイントです。

 

1からつくる前に、今ある道具のリメイクから始める

道具のリメイクから学ぶ

職業用ミシンを手にいれると、あらゆることが出来るようになります。でも、それは縫いの基本があってのこと。

そこでオススメしたいのが職業用ミシンを使って、リユースをしてみる選択です。

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上の記事ではファスナー壊れのバッグを購入し、リユースを行っています。結果かなり安くバッグを購入することができました。

分解を必要としますが、分解すると、製品が出来上がるまでを紐解いて学ぶことが出来ます。次回の製作の際にこの経験が活きること間違いありません。

少しずつアウトドアの道具を作ったり、リメイクしていくうちに大きなものでも作れるようになっていきます。

ネットで縫いの基本を学ぶ

それでも便利な世の中を利用すれば無料で縫いの技術を公開してるページもあれば、パターンを公開してる記事もあります。使えるものは使いましょう。

縫いの基本を丁寧に紹介しているページはこちらです。

このページで紹介されているのは、縫いの基本ですが、コンテンツが充実しているので、無料のパターンなども紹介されており、これをすべて無料で閲覧できるのは大変ありがたいことです。

 

OMYSの世界を知ると可能性はさらに広がる

アウトドアの道具は自作できることをコンセプトに自作パックパックキットが販売されているのをご存知でしょうか。

レイ ジャーディン氏はMYOG( Make Your Own Gear)でギアの自作は可能であることを提唱し、本体$82.75と+送料でバックパックの材料を購入できます。これを縫うことでバックパックが完成します。

縫いの練習から、部材のパターン、完成した時の喜びとトータルコストを学ぶことができるキットとなります。

他にもウェブを検索すると自作をしている例はたくさん出てきます。簡単そうなものから難しそうなものまで多種多様ですが、共通して言えるのは素材特有の縫い方、扱い方があるので、近道はなく、いろいろ作って学ぶことが必要なんです。

素材の簡単な知識は下記にまとめました。

糸や材料・製作方法のまとめ

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アウトドアで使用される特殊生地を手にいてる

軽量なアウトドア素材を使うと製品もそれらしく見えるものです。

ではどのような場所で購入するのかというと、手っ取り早くネットを利用するのが便利です。

Outdoor Material Mart

https://outdoormaterialmart.jp/

最先端な素材を取り扱っています。但し欠点はひとつ。現物を見れないのでコーティングの質感、重さなどは情報だけではわかりません。

そのため、たとえ大量に生地が必要としても、まずは1m購入し、縫いやすさや色、質感を確認しましょう。

私は以前購入したシルナイロンがウェブで表記されている色と違いすぎてがっかりした覚えがあります、、

 

私が今までに製作した作品まとめ

職業用ミシンで修理のまとめです。今はまだこれぐらいしかありませんが、今後もリユースを心がけて、記事を増やしていく予定です。

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今後は1からパターンを作成し、材料をカットして縫製し、一つの製品として完成させる取り組みをしてみたいと思います。

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筆者について

プロダクトデザインにまつわる備考録です。このブログではデザインに関心なる方に向けて記事を作成しています。

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