OLIVER PEOPLESを修理して、JINSのSWITCHを買ったお話

遡ること年末の話になりますが、メガネを踏んで壊しました。トホホな事件です。今日はメガネが壊れたときにまつわるお話をまとめます。

目次

壊れたOLIVER PEOPLESのメガネ

私は普段OLIVER PEOPLESのcanfieldのメガネを愛用しています。軽くてつけているのを忘れるぐらいの繊細なメガネです。

レンズ回りのフレームに刻印が入っていたり、ブリッジにも刻印が入っていたりと手の込んだメガネです。

形に関しては飽きがこないデザインで、数百本かけて見つけた形です。昔から形に対するこだわりは強いと感じます。自分自身。

そんな大切なメガネ、とある日何故か床に置いていたのですが、床がカーペットなので、見えずに踏んでしまいました。嫌な踏み心地と共に。。

自分で修理を試みてみる

メガネを見てみると、ブリッジは生きてたのですが、蝶番が曲がっていたので、先の細いペンチで修復を試みます。

素材がチタンなので、熱をかけてあぶってみるも熱伝導率が低くて伝わらず。結局ペンチでゆっくり力を入れて曲がりを修復します。

メガネの国内生産の約96%は鯖江が産地です

最終的に手で修復を試みるも折れてしまったパーツがあるので、修理を依頼することに。

メガネは海外のブランドでも、日本生産のものが多いです。そして、シェアの大半は福井県、鯖江市がとても多いです。

私のOLIVER PEOPLESも鯖江市生産のもので、鯖江にあるメガネ修理のお店に依頼することにしました。

今回の修理費用は7,300円

折れてしまった小さなパーツは接着剤でつけるわけにもいかず、修理の見積もりを出すと6,600円との返答がありました。

修理としては溶接して再度つける処理をするとのことですが、こんな細かなパーツを日々修理されてるメガネの職人技に感動しつつ、正直少し高いなとは思いましたが、自分の過ちにお金を払うことにしました。笑

依頼したお店について

今回は鯖江市のなかでもオンラインで修理受付をしてけれるお店に修理を出しました。

私がメガネを壊したのは年末という、本来ならお店は休みだし、流石に個人営業の人でも仕事しない人が多いときにメールを一通入れました。メールの自動返信には

48時間以内に連絡がなければ御連絡ください。

と書いてあります。私は返事に早いに越したことはないけれども、時期が時期だし、多少遅れるのは仕方がないことだと思っていたところ、すぐに返事がきてびっくりしました。

その後も修理から発送まで非常にスムーズに対応していただき、年始には元のメガネをかけることが出来ました。この対応の早さには感謝です。

そして仕上がりも非常に綺麗、というより直した跡が無いので元通り、といったところで、仕事の丁寧さも素晴らしく、大切なメガネの修理を依頼するに相応しいお店だと思います。

代わりのメガネはJINSのSwitch

今までメガネは一本だけだったのですが、今回のように壊れてしまうとメガネが無くなってしまうので、新たに賈い足すことにしました。

マイベストフレームはOLIVER PEOPLESなので、別の用途として、JINSのSwitchにしました。

昼と夜、一本で使える万能メガネ

このメガネは度付きのクリアレンズのメガネの上にサングラスのフレームを付けることができるもの。使うシーンとしては、バイクで1日を通して走るとき、日が出ているときはサングラスで、日が落ちた夜はクリアレンズと、切り替えがまさしくワンタッチ。

車の運転やバイクのときはこちらをメインで使うことにしました。用途が違うから使いやすくて良いですね。


今回は私の愛着のあるメガネを自ら踏んで壊してしまう愚かな過ちをしてしまったわけですが、壊れて思うことは、やっぱりこのメガネしかないという気持ちがないと、修理という選択肢はないだろうなと思いました。

それなりに高いお金を出して買ったのもありますが、この形が私にとってのベスト、本当に飽きの来ない形を選べたことがよかったと思いますし、物を持つときでもこれぐらいの感覚で物を買うようにすれば、目移りすることなく、自分の好きなものに囲まれる生活ができるんだろうなと思いました。

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筆者について

プロダクトデザインにまつわる備考録です。このブログではデザインに関心なる方に向けて記事を作成しています。

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