この記事では、WordPressでブログを始めるにあたり独自ドメインを使った運営と、WordPressのインストールまでを解説した記事になります。
これからブログで稼ぎたい!という方に向けて、とーっても大切な基礎知識をお伝えしています。
- ドメインの申し込みから決め方までを徹底解説
- WordPressのインストール方法
となります。記事ではすでにサーバーを申し込みした程で話を進めているので、まだサーバーを申し込んでいない場合は下記で解説しています。
ドメインについて
ドメインについての基礎知識をまとめました。
ドメインは、http://〜以降の部分を指します。ここのドメインは独自ドメインと呼ばれる自分の任意の文字列で作ることが可能です。
独自ドメインは有料ですが、メリットがあります。解りやすいものとしては下記の通りです。
- サイトのコンセプトを表現できる(信頼性)
- サービス終了による閉鎖がない
それぞれ見てきましょう。
サイトのコンセプトを表現できる(信頼性)
当ブログを例に例えます。このブログのサイト名はLernen blog.ですが、これはドイツ語で学びを意味します。これをドメインにも採用し、このブログがどのようなサイトかを表しています。
他にも下記のような例もあります。
車のサイトならCARやAUTOなどを含んだものをドメインとし、車情報サイトを表す
このドメインの文字列はサイトの特徴を表すことができるのがポイントです。
サービス終了による閉鎖がない
独自ドメインを保有すると、ブログサービス終了の影響を受けなくなります。
例としてYahoo!でブログを開設したとします。ブログは無料で作ることが可能です。その時に作成されるのが
http://blogs.yahoo.co.jp/lernen-blog
となります。
Yahoo!が提供するサービスであることがわかりますね!
Yahoo!ブログは2019年12月15日にサービスを終了し、ブログは他のサービスに移行せざるを得ない状況になりました。(アドレスも変わります)
このように、無料で始める場合はサービスの継続性に左右される形となります。収益性を考える上ではリスクとなります。
独自ドメインの取得方法
ドメインの取得方法はいくつかあります。
- 契約サーバーで取得する
- ドメイン専門会社を使ってドメインを取得する
の2択かと思います。それぞれ説明します。
契約サーバーで取得する
1つめは契約サーバーでドメインを取得する方法です。
サーバーの管理とドメインの管理が一度にできるので便利です!
契約サーバーで取得するメリットは、手続きが簡単であることです。
- ドメインを取得する 以上
特にブログをこれから始めるにあたり、手続きのシンプルさが魅力のサーバーでドメインを取得する方法は、おすすめのカラフルボックスで取得が可能です。
サーバーの契約方法は下記で解説しています!
ドメイン専門会社を使ってドメインを取得する
2つ目はドメイン専門会社で取得する方法です。
代表的な会社はお名前.comです。取得の方法は同じですが、それぞれのサイトでの管理(更新や契約、等)が必要となります。
ドメイン会社が違うと取得できる場合もあり
この先ドメインを決めるのですが、希望のドメインはサイトによって取得できたり、できなかったりします。もしカラフルボックスで取得できな場合、お名前.comでも調べてみてください。
独自ドメインの注意点
独自ドメインの注意点は多くありませんが、重要な注意点はありますので説明します。
更新が必要
有料ドメインは1年毎の契約です。金額はピンキリですが、〜.comで年間1,500円程度です。
サーバーでドメインを管理していると、更新の通知に気付きやすくなります。
更新を忘れた場合はどうなるの?
更新期限を過ぎてすぐに気づいた場合は復旧サービスを用いて復活させることは可能です。ただし、復旧作業は数万円の費用がかかることが多いです。
それをさらに過ぎた場合は復旧もできず、ドメインの再販となり、他の人に買われてしまう可能性もあります。
カラフルボックスでドメインを取得する
ここからはColorfulBoxでドメインを実際に取得するまでを解説します。
- ドメインを購入する
- DNSの設定をする
- サーバーの設定をする
- WordPressをインストールする
- SSLの設定(確認)
この記事でご紹介する全体の流れです。さっそく作業を始めましょう!
ドメインの取得手順
- ColorfulBoxのマイページへアクセス
- ドメインを登録する
- 希望ドメインがあるか確認
- whois情報代行に申し込む
- ドメイン登録情報の入力
ColorfulBoxのマイページにログインします。
マイページの上部にある ドメイン → ドメイン登録 の順でクリックします。
希望のドメインを入力します。このブログならLernen-blogを入力しました。
取得が可能な場合、追加 ボタンをクリックすることができます。
ドメインの末尾の違いによるサイトの評価への影響はないとされています。ただし、一般的に認知されている「.com」「.net」「.jp」を使うことで、見る側の安心感が生まれます。
選択は自由ですが、広く普及している .comをおすすめします!
次に 購入 をクリックします。
購入すると、確認画面へ移行します。
whois情報公開代行のチェックボックスをクリックしてください。
重要なので、確実に作業を進めてください。
IPアドレスやドメイン名の登録者などに関する情報を誰でも参照できるサービスのこと
ドメインの契約をすることは、必要な個人情報も公開する必要があるということです!
whois情報公開代行をおこなうことで、登録した個人情報が公開されず、プライバシーが保護されます。
チェックが完了したら 次へ をクリックします。
再度申し込み内容の確認をします。ここでもwhois情報公開代行があるか確認してください。
内容に間違いがなければ お申し込み内容の確認 をクリックします。
ドメイン登録情報の入力します。
この情報はwhois情報公開代行を申し込むことで、情報公開はされませんので安心してください。
支払い方法を選択し、利用規約 にチェック後、注文を確定する をクリックしてください。
以上でドメインの購入は終了です!
メールが届きます(領収書、等)ので、確認しましょう。
次に購入したドメインの設定に移りたいと思います。
ドメインの設定を行う
ドメインの設定の前に、用意しておく情報があります。
- サーバー名の確認
- DNS設定
サーバー名は下記手順であらかじめ用意しておきましょう!
サーバー名の確認
サーバー名は、過去に受信したメールの
件名:カラフルボックス]サーバーアカウント設定完了通知
の中に記載されています。
cPanelには今後何度もログインするので、ブックマークしておくと便利です
サーバー名をメモしたら、ドメインの設定を行います。
- ColorfulBoxのマイページへアクセス
- DNSの管理をする
- ゾーンの編集
- レコード設定を行う
マイページの上部にある ドメイン → DNSの管理 の順でクリックします。
Domain Name Systemの略称
取得したドメインとIPアドレスを関連づけるシステムのこと
覚えていなくても支障はありません!
DNS Managerの管理画面が表示されるので、購入したドメイン欄にある ゾーンの編集アイコン をクリックします。
DNSマネージャが表示されますので レコードセットを変更 をクリックします。
申し込み直後では、ゾーンの編集が保留中となっています。この状態でも作業は進めますが、この先の作業で表示されない等のエラーが出る可能性があります。
ステータスがアクティブになってから、改めて設定をすると、進めるかと思います。
レコードセットを変更 は、あらかじめ確認しておいたサーバー名を選択します。
既存レコード削除 のチェックボックスをクリックします。
レコードセットを変更 をクリックします。
クリック後、画面に正常に追加されたことを示す画面が出てきたら完了です!
サーバーの設定をする
DNSの設定後は、サーバーの設定に移ります。
- cPanelにログイン
- アドオン ドメインの作成をする
はじめにcPanelにログインします。
cPanelの中ほどにドメインの欄があるので、アドオン ドメイン をクリックします。
今後アドレス(URL)が増えた際に、一つのサーバーで複数のアドレスを管理するためのシステムのことを言います。
覚えていなくても支障はありません!
新しいドメイン名は取得したアドレスを入力します。
http://lernen-blog.com/
入力は緑のマーカーの部分でOKです!
サブドメインやドキュメント ルートは空白でOKです。(自動入力されます)
ドメインの追加 をクリックします。(FTPアカウントはチェック不要です)
アドオン ドメインが作成されました。が表示されれば完了です!
次にワードプレスのインストールを行いますので、一度休憩を挟むもよしです!
WordPressのインストール
ColofulBoxではWordPressのかんたん自動インストール機能があり、とっても簡単です。
- cPanelにログイン
- ワードプレスのインストールを行う
はじめにcPanelにログインします。
画面下の方にある 注目のアプリケーション の WordPress をクリックします。
画面右上に このアプリケーションをインストール があるので、クリックします。
ロケーション欄にあるドメインは取得したドメインを選択してください。複数選択肢がありますが、http://〜を推奨します。
https://〜の s はSecureの頭文字です。通常のhttpに対して、より安全なサイトであることを表すものです。
一般にSSLと呼ばれています。GoogleはSSL化されているサイトを優遇しています。
SSL化の設定をまだ行なっていないので、Wordpressのインストールはhttp://〜にインストールします。
ディレクトリは初期で blog が入っている場合は空欄がおすすめです。
同じ画面の下ほどに設定欄があります。ここに WordPressのログインに必要な情報 が載っているので、コピーしておきましょう!
他の項目は変更不要です。
インストール をクリックします。
画面が切り替わり、Wordpressがインストールされました!
①が管理画面のURLです。クリックしてみてください。
設定が反映されるまでには時間がかかるため、この画面になる場合があります。
時間をおいて、再度アクセスしてみてください。
管理画面(ダッシュボード)にアクセスできれば完了です!
カラフルボックスのWordpressのインストールは簡単で、上記の手順で終了となります!
SSLの設定
カラフルボックスではドメインの設定を行うと、自動でSSL化されます。
Secure Sockets Layerの略称
Webサイトとそのサイトを閲覧しているユーザとのやり取り(通信)を暗号化してプライバシーを保護する仕組みです。
下記の手順でSSL化されているか確認しましょう!
SSL化されていない場合も下記手順で設定してしまいましょう!
- サーバー・WordpressにSSLが適応されているか確認
- 常時SSLの設定
- リダイレクトの設定
SSLの確認
まずはSSLがサーバー側とブログ側で適応されているか確認します。
はじめにcPanelにログインします。
画面中ほどにある セキュリティ の SSL/TLS Status をクリックします。
SSLが有効になっている場合、上記の画面が表示されます。
確認は簡単ですね!次にSSLを常時有効にする設定を行います!
常時SSL化の設定
常時SSL化の目的は、SSL化して常に通信を暗号化させる目的があります。
今回アドレスはSSL化させましたが、ブログのコンテンツの一部はSSLに対応していません。これをSSL化させることでサイト全体が安全であることを示すことが可能です。
これらのSSL化については、Webでの設定(確認)と下記の無料のプラグインで対応します。
はじめにWebでの設定を行います。
アドレス(URL)がSSL化できているか確認しましょう!
はじめにcPanelにログインします。
画面下よりにある ソフトウェア の Installatron Applications Installer をクリックします。
対象ブログにある 表示/編集詳細 ボタンをクリックします。
場所のURLのアドレスが http s ://〜 かどうか確認してください。
アドレスを http s ://〜 に変更します。
全て保存 をクリックすれば設定は完了です!
リダイレクトの設定
リダイレクトとは http://〜 のアドレス(URL)を https://〜 に変換(リダイレクト)することを言います。
もしhttp://〜でアクセスがあっても、暗号化されるhttps://〜に変換してくれます!
設定に関してはサーバー側でリダイレクトの設定が必要です。
はじめにcPanelにログインします。
cPanelの中ほどにドメインの欄があるので、アドオン ドメイン をクリックします。
リダイレクトの管理 をクリックします。
リダイレクト先を https://〜 から始まるアドレスに設定し 保存 をクリックします。
以上で
WordPressのSSL化(常時SSL化)
が完了しました!お疲れ様です!
記事の中で不明点やご質問あれば、何なりとご連絡ください。
また、当ブログは今後Wordpressについてのコンテンツを拡大していきますので、よろしければブックマーク等していただければ励みになります!
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